運命、それはおでこに書いてありまっせ

メモ*1


今朝ニュースで"Slumdog Millionaire"(邦題:スラムドッグ$ミリオネア)がオスカー総ナメ的な勢いらしきことを知りましたが、ちょうど昨夜ウチでもコレ観てまして。


予告編


ひとことで言っちゃうと、なるほどいろいろ受賞してんのも納得だわ、的なオススメ映画でした。音楽もエェ感じで。
インド版青春ラブコメなんぢゃろか??なんて観る前に漠然と抱いてた軽薄な想像はしょっぱなから見事に打ち砕かれ、ニュースで見てもぜんぜんピンとこなかったムスリムヒンドゥー教徒の衝突のエグさを映画のシーンとしてではあるけれども目の当たりにし、残酷なものに耐性低めなあたしは思わず目を背けてしまうよなとこもあったわけですが、エンディングではインド映画らしく(ぃゃ、インド映画ぢゃぁないんだがw)ハッピーな気分になれてちょっと嬉しかったりもして。


けど、この映画の舞台インドも、ヘタすりゃ「もぅちょっとで先進国なのね?」と人心惑わすよな、「経済発展著しく将来有望!」みたいな鳴り物入りで担ぎ上げられてきた国、つまりBRICsのひとつなんですょね。。
そもそもこのへんのことは当方まったくの素人で、特にBについてはなーんにも知らないンですけども、Cは毎度伝え聞いたりする限りでもそーとーアレだし、Rなんて住んでて思うにもーほんとカンベンしてくださいょつよなとこだし、、、
BRICs、怪しすぎるわ!ちゅうのも正直この映画鑑賞後の感想ではありましたw

*1:トルコ語では「運命」のことをときに"Alın yazısı"(額に書いてあるもの)という言い方をします。もしかしたらイスラム圏全般的にそんなふうに言うのかもしれませんが。